りんご堂治療院


鍼灸の鎮痛効果


鍼灸はなぜ効くの?

痛みのコントロールに鍼灸は効果大!
痛みの大半は筋肉、靭帯、神経の炎症、循環障害などの原因により発生します。
鍼灸治療は筋肉の緊張を緩め、血液やリンパの循環を改善させます。
炎症に直接作用することで痛みや炎症を取り除き、炎症が治まった後も血液循環を良好にしてより早く元通りに修復します。

痛みが発生しているときの鎮痛の仕組みには
中枢(脳と脊髄)と局所である痛む部位のそれぞれにおいて鎮痛作用が働きます。

●中枢の内在性鎮痛機構を活性化
@脳レベル
はり灸の刺激により脳から『天然モルヒネ』が放出されるのです。
自家製鎮痛物質が脳から放出されるということですね!

A脊髄レベル
脳まで痛みを伝えずに脊髄レベルで痛みを反射性にブロックする機構が作動します。


●局所の筋緊張・血流の改善
B局所レベル
筋肉への刺入で神経刺激を介して筋肉を緩め、血流促進。発痛物質を洗い流します。

末梢神経
抹消神経には体性神経(感覚神経と運動神経)と
自律神経(交感神経と副交換神経)
があります。



体性神経は外部の環境の情報を得て、自律神経は体の内部の状況の変化を調節し
それぞれが、常に体の恒常性を保つように作用しています。

血管の収縮ということに着目すると、血管そのものの収縮は自律神経作用であり
同時に、血管を圧迫する周囲にある凝った筋肉へは体性神経が作用します。

  

※痛みの発生と鎮痛の作用
痛みが発生しているときは自律神経(交感神経)が興奮しているため
抹消血管は強く収縮します。
また体性神経(運動神経)も興奮状態にあるため
筋肉が硬化し、血管を圧迫するため血行不良になります。
そのため発痛物質などの代謝産物がより溜まり更に痛みを増強します。
これが『痛みの悪循環』。
はり灸は痛みの悪循環を断ち切るのです。

治療期間は?

どれ位の期間で治りますか?



はり灸は確かに治療効果が高いです。
しかし鍼をすると1回ですぐに治ってしまうの?と期待されそうですが
はり灸は魔法ではありません。
例えば、怪我をして動かしにくく、動かすと痛い部位があるとすると
針をすることで痛みが取れ動かしやすく機能回復するものの
怪我そのもの(組織的損傷)の治癒には時間がかかるということです。
しかし 1度針をしておくと組織の悪い部分が治るので更なる悪化を予防できますし
損傷部位の快復の速度を速める
ことができます。

●急性期
急性期はたいていは炎症がおきています。
動かすのも激痛である時期は安静第一です。
まず何よりも冷やすこと。
それからできるだけ固定をして炎症が広がるのを防ぎます。
ある程度激痛が治まったらすぐにでもはり灸をすることが快復を早めます。



●慢性期
『病気の治療はわずらってきた期間と同じ期間をかけて治す』といわれます。
つまり何年も経った頑固な慢性症状は簡単には治らないということです。
けれど時間はかかるとしてもはり灸で必ず効果はでてきます。

治療に必要なことは術者と共に患者さんも真剣に症状と向き合うことです。
慢性化した疾患は仕事やスポーツやストレスなど生活の歴史です。
そういった自分自身のこれまで全てと向き合うこと、それが治療の始まりです。

患者さんご本人が治療と向き合うこと。
そして治療院以外でも自宅でケアをしていただくことで治療効果が上がります。


急性期のまさに痛いその症状のみを治すには1〜3回程度で痛みは治まります。


慢性期の治療はほぼ『痛む体質』の治療になります。
体質を変えていくには最初の1ヶ月は週に1〜2回の治療。
その後は月に1〜2回という風にじっくりと体質を変えていき
最終的には予防として数ヶ月に1回の治療をお勧めしています。

痛み再発防止

痛みとサヨナラ。健康な体つくりのために。





治療は今現在不調を生み出すからだのアンバランス・異常を整えること。

本当の健康とは、体の不調が整ってからの体つくりが大切!ここからがスタートです。


不調が治ったのに何度も治療を続けることはありません。
『治療に頼りながら健康を維持するよりは
ハリをせずとも自力で健康に生活できること。
ご自分で予防し健康維持すること。』

それが、治療の最終目標です。
治療によって不調やアンバランスを整えることはできても、体の環境、体の力をよりよいものにしていくことははり灸の力だけではできません。

料理で言うと、今ある材料をうまく料理することができても、材料そのものを生み出すことはではできないのです。
本当に大切なことは自分の体つくりを日々の生活で行うこと。
健康な体つくりへの取り組みです。


人はなかなか自分の体を省みず病気や怪我をして、健康を失ってはじめてそのありがたさに気が付くというのが常のようです。

逆にせっかくすごく痛い思い、辛い思いをしたからこそ、苦しんだ人は
それをきっかけに体を作り直すチャンスなのです。



運動と食事

機能訓練と栄養
健康的な体作り。病気を予防する体作り。
そのためによりよい筋肉。よりよい血液の循環。
それにはやはり運動と食事です。
運動することで体は鍛えられ、血行もよくなります。
栄養を取ることで質のよい筋肉、さらさらの血液作りです。


運動
人間は老化しますが、筋肉だけは何歳になっても鍛えることができます。
筋肉が最後の頼みの綱です。
筋肉は“自家製サポーター”です!
不調を治してからの健康な体つくりには
電気や牽引したりと受身のリハビリではなく是非体を適度に鍛えてください!
負担の少ない適度な運動を行うことはよい体つくりになります。
バランスボールやストレッチ、ヨガに太極拳、そして水泳などが有効でしょう。


栄養
食べ物が体を作りますので食事は重要です。
食事といっても栄養バランスのよい食事ですね。
この時代、サプリメントで補うことも有効だと思います。
今の社会で栄養バランスのよい食生活を日々維持することは
とても難しく高カロリー低栄養に傾いていますから。

こうなってくると大切なのは情報力。
たくさんのあふれんばかりの情報があるなかでよい情報に出会うこと。
よい情報を持つよいアドバイザーを持つこと。

情報を伝達する側もより質のよい情報をお伝えするために
たくさん勉強しています。人生は一生勉強です。
少なくとも人の体を触る仕事をさせていただいている身は本当に一生勉強です。


どうか情報を持つ人からよい情報を得てください。

私は鍼灸師なので、一生懸命鍼の勉強をしています。
けれど、健康つくりに運動も栄養も必要だと感じていることから
今は運動や栄養、それぞれの分野でより専門的な知識を持つ仲間との
ネットワークつくりを進めています。
そうしてトータルで健康を推進していきたいと思っています。
人は必ず年老いて死んでいく。


自分の体で健康に生き、最終的には寝たきりのない社会!
究極的には目指すところですね!
運動と食事。そして必ずプラスアルファで必要な“笑い”
笑いは幸せの種!ですよ!